人は見通しがつらい時、先が見えない時に不安を感じます。先が見えているときは大変だと感じることはあってもつらいとは思いません。
自分でどうすることもできない状態に追い込まれたとき人はつらいと感じ、それが続くとそれが絶望に変わり、敷いては鬱になったり最悪自殺のような事態に陥るのです。勉強でそこまで行くことはありませんが、程度の問題です。
サクラメソッドを実践するまでは僕は毎テストごとに不安を抱えていました。もちろん不安の対象は数学です。数学ができるようになった今はわかりますが、当時数学がわかるという感覚がなかった。なので勉強してもテストで解けるイメージがわからないのです。数学がわかるというのは応用が効くということです。同じ問題がでると解けるけど少しひねりが入ると全く分からない状態が数学がわかっていない状態です。
テスト問題を見るまではわからない。だから不安なのです。結果僕は1年の最後のテストで1問も解くことなく最後の設問を迎え頭が真っ白になりました。あの時の心臓の鼓動はまだ覚えています。僕はこの不安に1年間で耐えられなくなりました。
その時私を救ってくれたのは実は兄のアドバイスです。当時私の勉強は一辺倒でした。これまでやってきた勉強方法を一度も変えたことはなかったのです。だから当時自分には選択肢がなかった。だから行き詰ってしまった。
その時、世の中にはいろんな勉強方法があることを兄が教えてくれました。僕はその時決心しました。とにかくやり方を変えようと。その時実践したのがサクラメソッドの原点となりました。
驚いたのはその即効性です。2年に入って最初の中間試験にして僕は数学のテスト勉強をやめました。やめたんだからできなくて当たり前という境地で実はストレスなくテスト当日を迎えたのです。ところが結果は想定外なものでした。テスト問題が解けるのです。
勉強をやめたのになぜでしょう。正確に言うとテスト直前のテスト勉強をやめたのです。ではいつ勉強したのか?答えは授業中です。普段の授業どうせ聞いてもわからないので新たに入手した数学の問題集の例題を解くことにしたのです。
問題が解けなくてもテストはずっと先なので全く不安にはなりません。毎時間コツコツを数題の例題を解き続けました。テスト期間中に改めて勉強はしません。勉強しないので当然不安になりようがありません。するとどうでしょう。あれだけ不安だった数学の問題が解けるのです。最初は偶然だと思いました。でもその先ずっと不安を感じることなく数学のテストに向き合うことができ、半年後には偶然ではなく必然だと確信したのでした。
学校で授業を受ける時間に問題集の例題を解くだけ。なぜこれだけで数学ができるようになったのか?ここにはいろんな要素が絡んでいます。それはこれから少しづつ説明していこうと思います。