僕が大学受験を乗り越えて京都に来たとき、はじめての県外の下宿生活、家にはCDデッキしかありませんでした。入学式の一週間前くらいから来ていたので特にすることもなく、死ぬほど暇を持て余してました。
こういうのを孤独って言うのかな。
本当に何しに来たのとか、友達はできるんだろうかとか、これから四年間どうなるんだろうとか、考える時間があるのがかえって災いして色々考えてました。
そうして自分の中に思いっきり憂鬱を溜めて訪れた、入学式。あいうえお順で座った席の前の人は関西人でした。まぁ良くしゃべる。どこに住んでる?出身は何処?サークル決めた?
気がつけばこれまでの憂鬱な気持ちは霧散してました。その帰り道、ふと周りを見ると桜が咲き出していました。なんとかなるさと優しく後押ししてくれるような、なんとも言えない安心感。それから、毎年のようにサークルで花見をしましたが、桜を見ながら、新入生を新たに迎えるはじまりのワクワク感をいつも感じていました。
桜は寒い冬が終わって新しい一年を祝ってくれる、そんな存在です。
冬のように、孤独で厳しい受験勉強を乗り越えて、静かに、でも優しい春の日差しを感じながら新しい門出を迎えるあなたをその場で優しく祝福する桜に出会えるようにという思いを込めて、僕の勉強法によってあなたに素敵な春をお届けできたらいいなとサクラメソッドと名付けました。